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TOKIO山口達也の強制わいせつ事件(後編)

TOKIO山口達也の強制わいせつ事件(後編)

前編からの続きです。

TOKIOメンバーやTV業界の反応は。

事件があったのは2月12日。その後すぐに被害者の母親により被害届が提出されたましたが、本人の弁を信じるならば山口がその事を知ったのは3月末。それまで本人は自分がしでかした事の事件性は全く認識していなかったと言います。山口はその後事件の事を事務所に相談。ジャニーズ事務所サイドと被害者女性との間で示談交渉が水面下で進む事になりますが、そんな中でも山口は事件のことを一切他のTOKIOメンバーに話していませんでした。

被害届さえ取り下げられればコトが公になることもなく、何の問題もなく芸能活動を続けられると信じて疑わなかったのでしょう。しかし現実には事件の悪質性を重く見た警視庁は20日、この事件を非親告罪(被害者が届け出なくても立件できる)として書類送検。その動きをキャッチしたNHK報道部が上層部に報告。メンツを潰されたNHKは一気に事件を報道する方向に踏み切ります。

山口は事件が報じられた25日当日までフジテレビのレギュラー番組『TOKIOカケル』の収録に他のメンバーと共に参加しており、当の山口本人も収録終了後の18時30分頃、スタッフからNHKの報道の事を知らされ、急遽翌日の会見の対応に追われることになったようです。

もちろん他のメンバーもそんな報道があったとは夢にも思わず。番組収録を終えて楽屋に戻ってから、スタッフの動きが慌しくなるなどの異変を感じたといいます。

ちょっとマネジャーさんたちの動きがおかしいなと思い、山口以外のメンバー4人が同じ場所に入って衣装から私服に着替えるときに、わいせつ行為があったと報道されていますと近くにいたマネジャーから聞きました。メンバー全員頭が真っ白で、何の話をしてるのかもまったくわからなくて・・・

TBS「ビビット」より。

翌朝、国分太一は自らが司会を務めるTBSの情報番組「ビビット」にて番組冒頭、同じTOKIOメンバーの起こした不祥事について涙ながらに謝罪することになります。

おはようございます。

番組冒頭ではございますが、同じメンバーでもあります山口達也が強制わいせつ容疑で大変ご迷惑をおかけいたしました。深くお詫び申し上げます。そしてなにより、被害に遭われた女性に、メンバーとして謝罪させていただきます。本当に申し訳ございませんでした。

正直、自分の頭の中も整理がつかない状況ではありますが、山口が起こしてしまったことは絶対に許される行為ではありません。20年以上一緒にいるメンバーがこんな事を起こしてしまった、驚き、悲しみ、悔しい思い、いろんな感情が湧き出てきます。 なによりも、山口を信じ、ずっと追い続けてくれたファンのみなさん、本当に申し訳ありませんでした。

TBS「ビビット」より。

そして山口の会見を受けた翌日の放送でこうも話しています。

同じメンバーでもある山口達也が昨日会見を開きました。正直冷静に見ることはできませんでした。どこかで同じメンバーだと思って見てしまう自分が居たり、一人の男として絶対やってはいけないという・・・何を山口会見で語ってるんだと、そう思う感覚と・・・。本当に冷静に見ることできませんでした。

ただ記者の方からの質問の中で出たことではあると思うんですけどTOKIOにまだ席があるんだった戻りたいというコメントに関しましては、23年間一緒に走ってきたからこそ、そんな甘えた言葉は山口から聞きたくなかったです。それよりも被害に遭った人、そしてその家族が普段の生活に戻れる、そこに関して、もっともっと語って貰いたかった。率直にそう思っています。

TBS「ビビット」より。

普段のバラエティ番組で見せる明るくて愛想が良い国分太一のイメージからはかけ離れた厳しいコメントに、彼の強い思いを窺い知ることが出来ます。さらにその週末。28日のテレビ朝日「週刊ニュースリーダー」のキャスターを務めるTOKIOのリーダー城島茂が、同じように自身の番組冒頭で山口について厳しい表情で語りました。

番組冒頭ではございますが、今回、TOKIOの山口達也が強制わいせつ罪で書類送検され、大変、ご迷惑をおかけしました。この件に関しまして被害に合われた方、そしてご家族の皆様に対し、心より深くお詫びします。

恥ずかしながら、この件を知ったというのが、自分たちTOKIOのレギュラー番組がありまして、その収録が終わった直後、3日前ということで、メディアを通じでご存知の皆さまのほうが先に、たぶん、おそらくこの件を知ったんじゃないかという…。メンバー自身、私自身も、全く山口本人からこの件に関して聞いていなかったもので、その件に関しましては、グループのリーダーとして恥ずかしい限りでございます。

私自身もリアルタイムでどういう事を言うのか聞いてましたけど、正直この件に関しましては、まず自覚がないなという、何を考えてるんだというのはもちろんなんですけど、全てに対して、さっきも冒頭でお伝えしました通り、メンバー他のメンバーも全員知らなかったことだったので、何も聞いてなかったことだったので、本当にメディアや新聞を通じて、この会見を通じて自分たちも知ることが多かったので、何を言ってんだろうなっていう・・・ちょっとVTRがなかったんですけども、席があるならまた戻ってこれれば、みたいなこと言ってたんですけど、TOKIOに、許されるならばと、まぁ、僕らが許せばと言ってたんですけど・・・まあ、ありえないですよね。普通に。ありえないですよ。

あの、メンバーに対してどう思いますかって、城島茂、国分太一って、四人の名前を言って、本当に彼らが今どう思ってるか、何を思ってるかと言ってましたけど、それはテレビを通して言うことではなくて。まず最初に、こういうことになる前に他の4人に、マネージャーに対して、会社に対して「こういうことになりました。申し訳ございません」と言うのが筋じゃないかって。普通に思うんですね。それを今まで何も言わずにこの謝罪会見で、その気持ちを吐露するていう。言ってしまうところに彼の・・・なんでしょうね・・・30年やってきたのかな本当にという、裏切りですよね。グループのリーダーとしてありえないと思いますし、30年連れ添った仲としてもありえないですし。筋を通す男だと思っていたんですけどね。一番筋を通してないですね。

テレビ朝日「週刊ニュースリーダー」より。

その他、長瀬智也・松岡昌宏両メンバーもそれぞれ書面にてコメントを出しています。

我々TOKIOのメンバーである山口達也があってはならない過ちを犯し、ご迷惑、ご心配をお掛けしたことを深くおわび申し上げます。今後、本人とメンバーで話し合い、僕たちに何ができるのかを考えていきたいと思います。申し訳ございませんでした。

長瀬智也コメント

この度、山口達也が起こした件は、絶対に許されることではなく、何よりも被害者の方には、TOKIO一同、申し訳ない気持ちでいっぱいです。そして、関係者の方々、これまでTOKIOを支えてくださった方々にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。ファンの皆さまへ…この度は山口達也のことで、皆さまに多大なご心配をおかけしていること、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。重ね重ね申し訳ありませんでした。

松岡昌宏コメント

山口の出演番組を抱えるTV各局の対応については、NHK「Rの法則」は記述のとおり。

フジテレビは報道のあった25日に放送予定だった「TOKIOカケル」の放送を中止。
以降の放送に関しては収録済み分に関しては山口の出演部分を編集して放送予定とのこと。

「ZIP!」「幸せ!ボンビーガール」「ザ!鉄腕!DASH!!」と、三本のレギュラー番組を抱える日本テレビでは、いずれの番組も山口の出演を当面の間見送ると発表。月・水曜のパーソナリティーを務めた「ZIP!」では桝太一アナウンサーがこの事件に関して、用意した報道原稿を淡々と読み上げたのみで、山口の出演を見送ることが告げられ、番組HPからも山口の名前は削除されました。

その他も多数のCMやTV・ラジオ番組も全て降板。違約金・賠償金の額は総額で20億円以上に登るとも言われています。

一人のファンとして。そして一人の父親として。

個人的には大変好感を持っているタレントの一人だっただけに、今回の件は一個人として大変残念に思います。ですが、しでかした事の重大性・悪質性を考えると、今回の謹慎がそう簡単に解けるとは思えず、事実上これで芸能界引退となるような気がします。例え復帰の道があるとしても、極楽とんぼ山本圭一の例のように、10年とかそれ以上のスパンでの話になるのではないでしょうか?山口が帰りたい場所であるTOKIOの各メンバーの厳しい態度を見ても、それは果てしなく長い道程になると思われます。

今年結成23年。間もなく25年の大きな節目を控えていただけに、ファンの間では早期の復帰。そして五人揃っての記念コンサート開催を望む声が強いことは存じ上げています。しかし、そのそのファンのTOKIOに対する愛情が悪い方向に働いて、一部で被害者女性の特定への動きや、「ハニートラップ」などと揶揄する誹謗中傷が散見される現状は残念でなりません。

私には二人の娘がいて、上の娘は今年17歳になります。また、私自身の年齢も山口達也と非常に近く、どうしても自分に置き換えて考えてしまうようになります。

山口は被害者の女性の事を「何度も会っている。すごく好感の持てる方。」と表現しており、山口が番組で共演したこの女性に特別な好意を抱いていたことは想像に固くありません。また、事件の前日まで山口はお酒の問題で入院しており、本人は「肝臓が弱っていたための入院。アルコール依存という診断は受けていない。」としていますが、この入院が本人の意志ではなくジャニーズ事務所からの薦めであったことや、退院したその日に飲酒し記憶がなくなるまでに泥酔していたことからも、アルコール依存症の症状が強く懸念されます。

酒に酔って好意を抱いた女性にアプローチして、ついやりすぎてしまった。それだけを切り取って見ると、男なら誰しも思い当たる節の1つや2つはあるもので、そういう意味では同情の余地もあるかもしれません。

しかし何度でも言いますが、相手の女性は「未成年」であり、しかも自身と同じ芸能の歩む「将来のある若い人材」だという事を決して忘れてはいけません。社会経験に乏しく男性の野心に対する自己防衛もまだおぼつかない未成年者に対して、自らが相手の将来に多大な影響を与え得る立場にある事を十分承知の上で、山口はその女性に関係を迫ったのです。その事は国民的アイドルと言うことを差し置いても、やはり決して許されることではありません。

そりゃあ男は誰しも若い女性が好きです。最近の女子高生と言ったら発育も良く、身体は既に成熟した女性といっても過言ではありません。かく言う私だってその手ののビデオを見る時などは、女子高生ならぬ「女子校生」モノを選ぶことだってありますよ。正直言えばね。

・・・でもね。我が娘を見れば分かるんですが、アイツら身体はどんなに成熟したとしても中身はまだまだ子供ですよ。当たり前の世間の常識も、男の欲望の本当の怖さもまだ何にも知らない。ただ背伸びして大人ぶってるだけで、大人が守ってやらなきゃ何一つマトモに出来ないただの子供。だから「未成年」って呼ぶんです。そしてそんな未成年者だからこそ、野心を抱いた男にとってはこんなに与しやすい相手はいない。

前編で記した事ですが、私は「よくぞ一人で山口の家を訪れなかった」と彼女を称賛しました。でも考えみてください。山口がこれ以前にも同じことをしていて、その女性は今回の彼女ほど警戒心が強くなかったとしたら?山口からの誘いを強く拒否するだけの毅然とした意志を持っていなかったとしたら?

山口本人に聞いても、「もちろん今回が最初で最後。お酒を飲みすぎて魔が差しただけ。」という事でしょう。ですがそれが本当であるか、誰一人として判断する材料を持ちません。ただ今回の件もNHKが報道に乗せるまでは、山口は30年来の付き合いである家族同然のTOKIOメンバーにすら一言もその事を告げず、事件後も平然と過ごしていたという事実があるだけです。

以上の事から、今の私としては山口の復帰を望むことは出来ません。被害者の家族からのコメントとして「この過ちで1人の人間の未来がすべて奪われてしまうことは、私たちも望んでいません。」との言葉が紹介されていますが、もし例えそうなってしまったとしても、私には全て自業自得としか思えないのです。まして当の山口本人がこの被害者の家族からのコメントに「救われました」と発言したところなどは、TOKIOリーダー城島茂や国分太一などと同様、「何を言ってるんだ?」と。まだまだ反省が足りないと言わざるを得ないと思うのです。

 
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